2ミリ四方の小さなコードを印刷物に配し、ペン型の読み取り機で音声や映像にする「グリッド・オンプット」というデジタル技術が普及し始めている。従来のバーコードやQRコードと違い、印刷物の中にコードを隠せるのが特徴で、「紙媒体とデジタルを結ぶ新しいツール(道具)」として、注目を集めそうだ。
この技術は、デジタル技術開発会社のグリッドマーク(東京都千代田区)が保有している。同社の鶴谷武親社長は「アナログの紙は情報を見つけるきっかけづくりには最適で、グリッド・オンプットによってデジタルと融合し、その情報を深めたり、処理するなど新しい可能性が生まれる」と話す。
実用化の例では、カタログ通販で、カタログの中の商品の写真を専用のタッチペンで触れれば、ペンに内蔵されたカメラが印刷物内の小さなコードを読み取り、パソコンで音声や動画で商品を説明したり、注文までできる仕組み。
また、外国語会話のテキストに印刷すれば、例文をペンで触れると外国語や訳文を音声で聞けたり、ブランド品のタグに印刷すれば、本物かどうかを見極める真贋(しんがん)判定機能に使用できる。グリッド・オンプットはこのように、教育・文化・ビジネスなど、幅広い分野で使われている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000040-san-bus_all
