市民参加型のインターネットメディアが苦戦している。
2008年9月にニュースサイトの看板を下ろし、商品紹介情報サイトに変わったオーマイニュースは4月24日、完全に閉鎖した。ほかの市民参加型メディアも、ビジネスモデルを確立するには、まだ時間がかかりそうだ。
◆「オーマイ」閉鎖◆
「ネットの双方向性をうまく生かせなかった」。2007年6月から約1年間、オーマイニュースの編集長と社長を歴任した元週刊現代編集長の元木昌彦さんは唇をかむ。
オーマイニュースは2000年に韓国で創設され、保守的な既存メディアに不満を持っていた若い世代を中心に影響力を広げた。
日本版も06年8月、初代編集長にジャーナリストの鳥越俊太郎さんを迎えて華々しくスタートしたが、当初から苦戦。市民記者の書いた記事1本につき300円の報酬を支払うスタイルだったが、目標を1万人とした市民記者登録数は、最も多い時でも5000人に届かなかった。1日の閲覧数も目標の100万件にはほど遠い20万件程度で、企業のバナー広告収入はなかなか集まらなかった。
「市民が身近な出来事からニュースを発掘できれば市民メディアとして生き残れる」と考えていた元木さんだったが、「結局、新聞など既存メディアの記事をもとに、自分の意見・論評を一方的に書く記事が多かった」と、閲覧数が伸びなかった背景を語る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090502-00000035-yom-soci
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