最近、周囲にテレビのような大小の画面が増えたことにお気付きではないだろうか。商業ビルの外壁面、地下鉄のホーム、店舗の入り口、レジの上…少し顔をあげるだけで、いくつもの画面が目に飛び込んでくる。音声を伴うこともある。実はこれ、デジタルサイネージ(DS)と呼ばれている目下売り出し中の“メディア”なのだ。わかりやすく訳すと「電子看板」。広告、ニュース、天気予報など内容も多岐にわたる。東京・渋谷の駅前交差点などを思いだしてもらえればいい。
「以前からあるじゃないか」という声も聞こえて来そうだが、最近では、複数の画面を通信ネットワークで結ぶことで、それぞれの立地や目的に合わせた情報をリアルタイムに届けることができるようになり、一気に展望が開けてきた。主に広告や電機の業界が牽引(けんいん)しており、この未曾有の不景気にかかわらず、ソフトとハードを含めて右肩上がりの成長を遂げている。関係者によると、市場は現在の数百億円規模から、平成27年には1兆円になる可能性も秘めているという。
しかし、このDS、通行人に思ったように立ち止まってもらい、視聴してもらうのがなかなか難しい。街中の大画面が当たり前の風景になっていることに加え、すぐそばにパソコンやワンセグ携帯などもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100105-00000052-san-soci
